2010年12月18日

Jコミ仕分け

 2010年12月17日21:30〜にUSTREAMで行われたJコミ仕分け。前半は都条例についての話、後半はJコミで配信する作品をどのようなものにするかを決めるJコミ仕分けが行われました。

 参加者は赤松健、小梅けいと、杏東ぢーな、山口真弘、境真良、峯村大作、堀田純司、浅倉卓司で司会はまつもとあつしが務めました(敬称、役職略)

 前半は都条例についての話し合い。始めの頃は音声が割れるなどかなり視聴環境としてはよくなかったが、徐々によくなっていった。
 まず始めに発表されたのはβ2で配信されるジャンプの漫画。タイトルは「ベルモンド(全3巻)」です。なお、配信日は広告有料化に伴う手続きのため2011年1月11日に決定。また、このテスト結果発表後に漫画家先生に登録を行ってもらう予定とした。
 次から都条例の話。そこまで多くはないが箇条書きにする。
・ゾーニングされると売り上げが現在の1/3になる。
・過去、コミケの性描写はかなり過激であった。当然規制もできたが、それでより面白さを追求できた面がある。
・条文の作り方がかなり巧妙。知識者の入れ知恵があったのでは。
・小梅「(特にコンビニ誌で)表現規制(自主規制ですね、これ)はこれまでもたびたびあり、それに沿って描いていた。今後、その制限がどれくらいになるかわからず、成年向け作家は不安」「感情論になるが、法律でマンガが一個下のレベルとして扱われて悲しい」
・堀田「マンガ編集の立場は弱い。エヴァ以前は職業を言えなかった。夜の風潮が荒れた時に狙われるのはいつもマンガで、そこの危機感で漫画家は立ち上がっている」「近親相姦は道徳。国歌は道徳にまで踏み込むべきではない」
・Jコミのサーバーはフィリピンにある。都条例は関係ない。

 休憩を挟み仕分けの時間。
・日本の漫画雑誌約970種類のリスト登場。ジャンル分けしておりそれを仕分けする。
・山口「Jコミにおいては仕分けとして○×つけなければいけないわけではないので、まずは○を選定するところから始めたい」
・赤松「マガジン掲載作品で差別用語があるものもある。その扱いは?私はいいと思う」「Jコミの方針としては最初はホワイトリスト方式で行くしか無い」
・少女向けコミックリストに固まる男性陣。よく考えたら女性がいない。
・安達哲「桜の唄」3巻だけ成年指定のコミックがあった
・Jコミにあげてもらって、公開しないという方法もある。だが問題はある。
・アップロードされたファイルの削除などは2ちゃんねるの削除人のようなシステムがいい
・4コマは保留

 感想
 役職には触れていないが、青年、青年漫画家、経済産業省に努めている人、雑誌社の人、一般人とかなり面白い組み合わせではなかったのかと思う。
 都条例に関しては、小梅先生の発言が印象に残った。漫画が法の下に位置付けられた。の言葉は大きいのではないかと思った。
 Jコミ仕分けは本当に面白かった。読者目線の赤松先生、条例や色々を含めて考えてる方々の意見の多少の食い違いと譲歩。本来仕分けとはこういう風に意見を言い合いながら行うものではないかと考える。民主党の仕分けがいかにパフォーマンスであるかということが強調された気がした。
 かなり多様な意見を聞いたり見たりできて面白かった。放送の難点はあったものの、また行ってくれればと思う。
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posted by 和泉冴 at 01:39| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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